第1話でピーターラビットとバトルを繰り広げたトーマスはうさぎたちとの戦いを止めて、ビアと結婚。かくしてビアたち新婚夫婦とピーターたちうさぎは家族のように仲良く暮らしましたとさ。めでたしめでたし。なわけなくて、第2話も最初こそ仲良さそうにしていた一人と一匹はやっぱり犬猿の仲に!
今度の舞台は都会である。ピーターは亡父の友人だったというバーナバスといううさぎに出会い、バーナバスの悪だくみに加担することになる。バーナバスは人間を恨んでいて、人間の食料を奪うことを生きがいとしている。これは限られた食料の分配をめぐる争奪戦である。バーナバスは革命家なのか? それとも?
一方の物語はビアの絵本を出版するという商業主義が跋扈する件。あこぎな出版社社長がひたすら売れるものを目指してビアにあれこれと注文を出して作風を変えさせていく。これでいいのか、ビア?! という話。
資本主義・拝金主義を批判しているのかそうでないのかよくわからないお話だったが、絵が面白いのと動物たちが可愛いという点ではもうたまりません。これ、第3話もできるんででょうねぇ。(Amazonプライムビデオ)
2020
PETER RABBIT 2: THE RUNAWAY
アメリカ Color 93分
監督:ウィル・グラック
製作:ウィル・グラック、ザレー・ナルバンディアン
キャラクター創造:ビアトリクス・ポター
脚本:ウィル・グラック、パトリック・バーリー
撮影:ピーター・メンジース・Jr
音楽:ドミニク・ルイス
出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、デヴィッド・オイェロウォ、声の出演:ジェームズ・コーデン、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ