吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

X-MEN: アポカリプス

アクションシーンが単調なので飽きてしまって途中少し爆睡。 プロフェッサーが髪の毛ふさふさ状態から一気にスキンヘッドになってしまう原因や経過が見られたのがなによりも驚愕かつ感動的だった。 マイケル・ファスベンダー目当てで見に行った本作で決定的…

X-MEN: DAYS OF FUTURE PAST

前作の続編だが、えらく雰囲気が暗くなった。三部作の真ん中の宿命か、前作が持っていた新鮮な感動がなく、次回作に続く中途半端さが否めず、いまいちの印象を残した。監督がブライアン・シンガーというのも影響ありか。 たぶん、今作が過去と現在を往還する…

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

エックスメンシリーズの冒頭に戻るお話で、いかにしてエックスメンという集団が生まれたのかを描くのが本作。 宿敵同士のプロフェッサーXとマグニートーが若いころは親友だったとか、彼らの生まれ育ちの違いが思想と理想の分裂を生むことが描かれて非常に興…

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

Xメンの前日譚。いかにしてXメン=ウルヴァリンが誕生したのかがわかる。一回目は寝落ちしたので、再度DVDを見直してみて、なかなか面白いということに気付いた。シリーズ本編よりも面白いのではないか。無常感が漂う、かなり大人のテイストになっているから…

X-MEN:ファイナル ディシジョン

やはりこのシリーズは面白い。シリーズ第3作は、これだけ見ても十分面白い。てか、前2作をほぼ忘れているので、わたしとしてはこれだけで単作扱い(汗)。 しかし、登場人物(ミュータント)が多すぎて名前と顔が一致しない! 最後まで誰が誰だかよくわから…

さよなら歌舞伎町

細かく何回にも分けて観たから、ストーリーがいまいちよくわからなくなってしまったが、なかなかに面白い群像劇。 新宿・歌舞伎町のラブホテルが舞台だけあって、身体を張った女優の演技が続出するのだが、わけありの人々ばかりが登場するホテルの24時間は結…

二ツ星の料理人

次々と画面に出てくる料理がとにかくおいしそうでたまりません。画面にアップにされる料理の数々にはため息。わたし自身は一生食べることはないだろうけれど、見ているだけで幸せになれる。と同時に、こんな料理を食べ続けることができる人たちってどういう…

トリコロール 赤の愛

かつて、青・白・赤の順に(つまり正順)見た三部作、お気に入り度もこの順だった。今回は久しぶりに見ることになり、逆から見てみようという気になった。しかし、ラストシーンを見て、この映画はやはり青と白を見ていないと面白さがわからないんだと判明し…

ジェイソン・ボーン

公開されるたびに見に行っているのだから、今回も当然劇場へ。「君の名は。」ほどではないが、かなり入りがいい。で、これまでもたいていこのシリーズは爆睡していたのだが、今回もやっぱり。それもこれもポール・グリーングラスのいつものあの撮り方のせい…

ハドソン川の奇跡

これぞプロフェッショナル。クリント・イーストウッドがプロの仕事をプロらしく撮った、一切の無駄がない見事な映画。見終わった後の清々しさは格別で、生きる勇気を与えられるような作品だった。 2009年1月にハドソン川に不時着した飛行機(USエアウェイズ1…

君の名は。

2週間以上前に見たので、やや印象が薄くなったが。。。。 ラストシーンで背筋が粟立った。この感覚を体感したくてリピーターが多いのかな、このアニメは。新海作品のこれまでのテイストとかなり違って、明らかにヒットを狙っている作品であり、その狙いが見…