2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「フリーダ・カーロ展」は見逃したが、映画「フリーダ」をDVDで鑑賞した後、猛烈に彼女のことを知りたくなった。 この本は日本人による初のフリーダの評伝だ。と同時に著者堀尾真紀子のメキシコ・パリ紀行文でもある。 フリーダ・カーロといえば、一本に繋が…
2000年2月にロサンジェルスで客死した作家田中小実昌の特集だが、「これ一冊ですべてわかる」っていう作りにはなっていない。 この本は入門書っていうより、ある程度コミさんのことを知っている読者向けに編んである。例えば、いろんな人の追悼文集を集めて…
「フリーダ・カーロ展」は見逃したが、映画「フリーダ」をDVDで鑑賞した後、猛烈に彼女のことを知りたくなった。 この本は日本人による初のフリーダの評伝だ。と同時に著者堀尾真紀子のメキシコ・パリ紀行文でもある。 フリーダ・カーロといえば、一本に繋が…
メキシコの女性画家フリーダ・カーロの描く絵のようにシュールな演出が冴え、目が覚めるような色彩に溢れた快作。 フリーダ・カーロは高校生のときバス事故にあって瀕死の重傷を負い、その後遺症で常に痛み続ける体を持つことになる。身動きできない彼女の慰…
困った。葉っぱ64さんの口車に乗って(笑)読書会の課題図書を保坂和志著『生きる歓び』に指定したのはいいけれど、これ、レジュメ書かれへんやんか! この文庫本じたいはとっても短いものなので、すぐに読めてしまう。「生きる歓び」を読む前に『世界を肯定…
この本には表題作以外に「小実昌さんのこと」という短編が収録されていて(「生きる歓び」よりそっちのほうがずっと長い)、今回は「生きる歓び」そのものについて興味のある方には、保坂の『世界を肯定する哲学』とセットでコメントしたわたしのblog「吟遊…
季節の記憶 保坂 和志著 : 中央公論新社 1999 --------------------------------- 今になって気づいたことは、『カンバセイション・ピース』になぜのめり込むような魅力を感じなかったのか、その理由は「猫」にあったこと。問題は「猫」だ。 要するに私は猫…
この人の閾 保坂 和志著 : 新潮社 1998 ---------------------------------- 保坂の小説に何かドラマティックなことを予想したり期待したりするのは間違いだということはあらかじめわかっているから、何が起こらなくてもだらだらしていても、それ自体にはも…
次回の読書会、課題図書は保坂和志『生きる歓び』だが、保坂が田中小実昌に言及しているということなので、先にサブテキストたるコミマサの本を何か読もうと思いついた。だが、名前しか知らない田中コミマサ氏とはそもそもどういう人物なのか? 葉っぱ64(栗…
読んでいるときは「おもしろいなあ」と思ったし、読後も「ああおもしろかった」と思ったのに、読後10日以上経っていざその感想文を書こうとしたら結局どこがおもしろかったのかまったく掴めなくなってしまった。 つまりこの本は、実に対談らしい対談であった…
以下は、読書ノート。 <キーワード> ★ゲーデル的脱構築 ★否定神学的アイデンティティ ++++++++ ※デリダはフーコーの相対主義を批判する。相対主義は無力だと論じる。 「ならばこの脱中心化された中心主義、言い換えれば「ヨーロッパ」という固有性…
「インデペンデンス・デイ」でうんざりさせられたローランド・エメリッヒ監督、またしても地球の危機パニック映画を作りましたとさ。でも今回は、前みたいにアメリカナショナリズムやアメリカ万歳主義やアメリカ一国主義がかなり陰を潜めているので、とても…
ソネアキラさんのBlogを読んでてこの本のことを思い出した。 ソネさんもこの本がわかりにくいとおっしゃっているが、まったく同感。一文ずつはすごくクリアに書いてあるのに、文章としてまとめて読んでいくと脈絡がわかんなくなるっていうようなしろもんなん…