2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
映画監督とプロデューサーの確執を描く、ハリウッド舞台裏暴露もの。舞台裏といってもこういうことは映画ファンならとっくに知っていることばかり。それでも、見ていて大変面白く感じるから自己言及映画ものは尽きないのである。 試写会の反応がさんざんで、…
「誰も知らない」を彷彿とさせる物語。ストリートチルドレンの話の舞台がフィリピンだったらもっと明るくたくましい物語だったかもしれない。これが日本だと「ホームレス中学生」のような湿度の高い話になる。ところがポーランドだと、こんなふうに枯れた物…
ケヴィン・コスナーを久しぶりにスクリーン(「ネスト」http://www.facebook.com/nestmoviejp?v=app_7146470109)で見に行く前に、DVDでケヴィンに再会。出来心で見た映画だけれど、これは意外な拾い物。 ケビン・コスナーが情けなくも薄汚い中年男を演じてフ…
で、気を取り直してゴダール2本目はほとんど眠らずしっかり見ていた。何しろ「勝手にしやがれ」でたっぷり睡眠をとったから、2本目は大丈夫。 相変わらず、ゴダールらしい即興的な演出、人を食ったようなナレーション、要するにそれまでの映画文法をぶち壊し…
Y太郎はこの映画が大好きで、家で何度も繰り返しDVDを見ている。もはやカット割りもすべて記憶しているというぐらいの代物なのであるが、それでもやっぱり劇場で見たいというのだから、よほど好きなのだろう。モノクロというところも気に入っているという。…
久しぶりの積雪の先週金曜日、長男Y太郎と豪雪の中をバス停まで歩く。「滑るから気をつけなさいよ」と言ってる本人がずるっと滑って「きゃー」と叫んでいる始末。こんな雪の日に行かなくても、と思ったけれど、とっくにチケットは買っているのだから行かねば…
物語の舞台はボストンの「タウン」と呼ばれる犯罪地域、チャールズ・タウン。巻頭、全米一銀行強盗と現金輸送車襲撃事件が多い街だというテロップが流れる。そしてあっという間に銀行強盗事件が起きる。実に鮮やかな手際で銀行を襲撃した4人組は女性支店長ク…
ケン・ローチが珍しくコメディを撮ったというので期待して見に行ったのだが、いかんせん、サッカー事情に疎いため、面白さ半減。エリック・カントナって誰よそれ状態なので、本人が本人役で登場しているとか言われてもどこが面白いのかまったくわからない。…
母と娘の映画。母か娘でないと理解できないような映画かもしれない。だとすると女性専科ということになるが、この映画を男性はどう見るのか、知りたいもの。わたしは映画を見ながら自分の子育てを思い出した。思い出してまた涙が溢れた。 さすがは「美しい人…