2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
マスコミ試写にて。 必殺仕事人か、仕置き人か、そのノリ。なかなか面白かった。 舞台は1917年の中国奥地。ある日、田舎のとある村に強盗に押し入った2人組がたまたま現場に居合わせた朴訥な紙職人に返り討ちにあって殺されてしまうという事件が発生し、捜…
さすがはユニバーサル映画100周年記念作品、お金かかってます、リキ入ってます。 ハワイを舞台にした宇宙大戦争。これまであまたあった宇宙戦争もののええとこ取りした映画で、既視感に満ち溢れているというのにこれが面白いから、なかなかのもの。 舞台がハ…
男の世界。女がほぼ登場しないという点では「アラビアのロレンス」並みか。 紀元140年のローマ時代のイギリスが舞台の物語。今でいうスコットランドがほとんどの場面なので、空は陰鬱に曇っている。スコットランドはカレドニアの高地でロケされた映像はまさ…
前作「フラメンコ」(1995年)を見ていないので、わたしにとっては初体験のフラメンコ映画。 そもそもフラメンコについてはド素人で何の予習もなしに見たものだから、フラメンコが歌とセットであったことすら知らなかった。てっきりあの踊りとギターの伴奏だ…
隣席のおじさんが全編の半分ぐらいは鼾をかいていた。わたしも四分の一くらいは寝た。それくらい、余りにも淡々とした、何も主張しない映画。しかしその実、映画作りに込めた監督の意固地なまでの自己主張は強烈に漂ってくる。 グルジア映画は初めて見る。そ…
大阪芸術大学大学院美術学科在学中の若き作家の作品を観た。 小松原智史さんの「ゾウ・ショク」である。展覧会の途中でライブ・ドローイングしている小松原さんの姿が見えると思うが、彼は「増殖」をテーマに、そのときどきに沸き起こったイメージを描いて行…
劇場用パンフレットを作成していないって? 配給会社はやる気あるの。確かに全然宣伝していなかったし、予告編も観た覚えがない。でも、出来はそんなにひどくない。 ロシアの二重スパイがアメリカ社会に深く潜入している、なんていうお話は「ソルト」でも描…
シャーリーズ・セロン主演「ヤング≒アダルト」を見て不愉快になったので(といっても90分の映画のうち、前半40分は予告編から既に爆睡)、お口直しにこの一作。 「ヤングアダルト」に続いて見た「戦火の馬」があまりにも美しい感動もので、心が温かくなった…
「働く姿を描いて感動的な映画」の一つ。 ピアノ調律師のドキュメンタリーというのは初めて見る。繊細な仕事であろうことは想像に難くないが、ここまで緻密な仕事をしているとは驚きだ。しかも体力勝負の部分もあるので、これは大変だと一目でわかる。スタイ…