2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
6月11日に東京で開催された「日本の労働映画百選」発表記念シンポジウムでの上映会で見た作品である。日本の労働映画百選はNPO法人働く文化ネットが開催しているイベントで、二年がかりで膨大な量の候補作が挙げられてきた。このたび100本に絞ってリストが…
昨日に続いてウディ・アレンの作品紹介。 なんと、オルネラ・ムーティが出ていたんだ! どこにいたのか全然わからない。彼女のもう還暦を超えたのだから、いいおば(あ)さんになっているだろう。ひょっとしてナイフを振り回していたエキセントリックな母親…
先ごろ映画館でウディ・アレン監督「教授のおかしな妄想殺人」を見たが、これはいまいちだったので、お口直しにこれまでアップしていなかったウディ・アレン作品をいくつかご紹介。 これ、ウディ・アレンが監督じゃなくて、ジョン・タートゥーロが監督だった…
かの有名な「クローバーフィールド」を見ていないので比べることができないし、そもそも続編かどうかも不確定という本作。 ある日、交通事故に遭ったヒロインは、目覚めると見知らぬ部屋に監禁されていた、という密室からの脱出劇。メアリー・エリザベス・ウ…
映画のタイトルと同じ名前の、毎週金曜び夜の財テク娯楽番組の人気者が生放送中に人質になる、というサスペンス。人気キャスターのリー・ゲイツは軽佻浮薄そうな男。スターだからお金は持ってるが、女性ディレクターに「精神年齢7歳」と言われて、離婚も3回…
キャストを見ると今人気の若手がしっかり目立っていて、さらにベテランがいい仕事をして、万全の布陣。瀬々監督は盤石の演出。警察記者クラブの雰囲気がちょっとエキサイティングな感じもするけれど、原作がそういうものなのだろうか。ちょっとだけ席に着く…
たぶん20年ぶりに再見。スタンリー・トゥッチが主役だったとは! 若い! 髪の毛がある! しかも監督までしていたとは知らなかった。 1950年代、イタリア系移民兄弟が経営するレストランの物語。腕は間違いなくいいのに、味オンチのアメリカ人には受けない凝…
現代劇ふうにアレンジしたシェイクスピアかと思ったのだが、いやいやそのままシェイクスピアでした。もうセリフ回しのかったるいこと。その修辞を使ってぐだぐだ語っている隙に敵に撃たれたらどうすんの。いちいちいちいち、七面倒くさいセリフを言うのはも…
大阪の郊外にある団地を舞台に展開するドタバタコメディ。ドタバタにも関わらず底知れぬ悲しさが流れているのは、主人公夫婦がつい最近、息子を喪ったから。漢方薬局を廃業して団地に引っ越してきた初老の夫婦は、自分たちの過去を周囲にほとんど語ることが…
マイケル・ムーアが、世界各国の良いところを「侵略の成果としてアメリカに持ち帰る」というプロジェクト。 侵略される国はイタリア、フランス、フィンランド。。。。と、ヨーロッパばっかりやんか! 日本は? 日本は侵略される価値がないのか?! まずはイ…