2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
ロバート・レッドフォードの引退作だからこんなタイトルにしたのかもしれないが、原題のまま「老人と銃」にしてほしかったね。 レッドフォードのあまりの老け方に涙が出そうだったが、映画の最後に彼の超絶ハンサムな若かりし頃の写真が一瞬映し出された瞬間…
ロートレックの伝記映画。芸術家の伝記映画は大好きなジャンルの一つ。 この映画を観るまでロートレックの伝記的事実はほとんど知らなかった。もともとロートレックにはそれほど惹かれないので、あまり関心がなかったのだ。だから彼が伯爵家の御曹司であり、…
実は意外とコメディだったことに気づいたラストシーン。ここで一気に点数が上がりましたよ! まあ、そこまではどうなることやらと心配した凡庸に思える謎解き。我らが007、もとい、私立探偵も大した仕事をしていない。むしろ何もわからないふうに見える。わ…
見終わった瞬間にものすごく感動したので、思わず「今年ナンバーワン邦画」と叫びそうになったのだけれど、どうしても「ラブドール」という存在に違和感がぬぐえなかった。自分の最愛の人をかたどったラブドールが大勢の見も知らぬ男たちの性的欲望の対象と…
偽札づくりの犯罪アクション。途中、偽札づくりの工程を説明する部分が少々退屈で寝てしまったが、後半はあれよあれよという怒涛のアクションシーンが爆砕するため、どんどん目が覚めていく。いやー、すごかったですね。 贋札づくりに欠かせない紙として「無…
わたしはラインハルト・ハイドリヒの暗殺事件「エンスラポイド作戦」についてはほぼ知らなかったので、すべてが新鮮な思いで見ていた。チェコは無血状態で簡単にドイツ軍に占領されたあと、冷酷無慈悲なハイドリヒによって支配されていた。 映画は冒頭で、イ…
今回は図書館映画でもある。しかし図書館を舞台の一つに選びながら、そこで示される資料はアーカイブズ(文書資料)だ。ということは実は文書館なのか? よくわかりません。 それはともかく、前作と同じく「ささいな動機」で次々と復讐していく我らがジョン…