吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2030年ごろかも。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

久しぶりに一家全員で映画鑑賞。わたしは途中でちょっと寝てしまったけど、あとの男の子たち3人は喜んでいたようで。慶賀かな。 Y太郎(高校2年)が右隣でするめをかじり、S次郎(中学3年)が左でジュースを飲み、匂いに挟まれてちょっと難儀した母であり…

幸せになるための27のドレス

この映画のテーマは結婚ではなく結婚式。あくまでブライダルに焦点が当たっているため、スポンサーにブライダル産業がついているのだろう。日本の場合は少子化が進んでブライダル産業も構造不況業種ではなかろうかと思うが、実態はどうなのだろう。こういう…

ザ・マジックアワー

これまで見た三谷作品の中ではもっとも面白かった。監督本人が言うように、一番映画らしい映画に仕上がったのではなかろうか。大いに笑わせてもらいました。 映画人なら誰でも一度は作りたくなるのが自己言及的映画らしい。映画内映画を描いたこの作品の一番…

大奥

予告編を劇場で見たときにはもう、江戸城の廊下をお女中たちが大挙してすり足で音を立てて歩く姿に鳥肌立ったものです。あの「ずざさささっ」という音を聞きたいためだけに見た映画。ところがなんと、DVDを自宅テレビモニタで見ると、「ずささささっ」がない…

ランジェ侯爵夫人

18世紀、パリ社交界の花形夫人と野人的将軍との恋の駆け引き。行き詰まる心理的駆け引きに手に汗握るか、果てしなく退屈な思わせぶりに眠気を催すか、評価が極端に分かれそうな一作。で、わたくしは後者でございます。疲労困憊の毎日なのだから、この映画で…

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

派手派手しく何度も劇場で予告編を流していた作品だけれど、そのお気楽な雰囲気とは違って、実はとっても重いテーマを持つ映画。観客が「素直で脳天気なお子様」か「物事の裏を読みたがる老人」かによって極端に受け止め方が変わる作品だ。もちろん、「お子…

ミスト

この映画を単なるホラー映画として見ることはできない。衝撃のラスト、この場面に刻印された深い絶望には打ちのめされた。どんなに努力しても、どんなに勇気を奮っても、決して報われることのない絶望に日々苛まれている人にとっては、あまりにも共振してし…

つぐない

13歳の少女にありがちな性的潔癖感と姉への嫉妬から、ついつい妄想と誤解にとりつかれ、嘘をついてしまったブライオニー。ささいな、しかし決然たる彼女の嘘が大きな悲劇へとつながる。その罪に気づいたとき、彼女に贖罪の道は残されていたのだろうか? 罪を…

最高の人生の見つけ方

「死ぬまでにしたい10のこと」オヤジ版。それにしても大富豪のオヤジはスケールが違う。「死ぬ前にしたい…」でサラ・ポーリーは慎ましいことしかしなかったけれど、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンは金に糸目を付けずに庶民が決して叶わぬファ…

5.28「専門職の集い」、ご参加ありがとうございました

わたしとドーンセンター木下みゆきさんが呼びかけ人になった5月28日の「集い」は、無事終わりました。ほんのささいな集会のつもりでいましたが、おかげさまで会場の定員オーバーとなりました。 詳細はこちらにありますのでご高覧ください。なお、明日には全…