吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2030年ごろかも。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

燃えよ!ピンポン


 予告編はすごく面白かったのに、本編がこれほどつまらないとは。予告編倒れの映画その1。クリストファー・ウォーケンがあの顔でどんなコメディアンぶりを見せてくれるのかと期待したが、面白くもなんともない。

 
 ”BALLS OF FURY”ってブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳」のパロディのつもりだろうけれど、オリジナルの面白さをどこにも生かしていない、パロディにもなってないってば! カンフーと卓球の組み合わせというのはそれなりに面白かったけど、やっぱり卓球って地味なのよね、豪快さに欠けるから映画がチマチマと小さくなってしまう。

 笑わそうとするネタはいっぱい仕込んであるのに、爆笑できるような場面がない。金はかけたらしいけど、いったいどこに? と失笑せざるをえない。期待はずれもいいとこ。おばか映画は好きなジャンルなのに外されてしまうと単なるばかばかしい映画に成り下がる。「オバカ映画」と「ばかばかしい映画」とは似て非なるもの。うーん、こうなったら元祖オバカアクション「ハムナプトラ3」を見に行かねば。(レンタルDVD)

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燃えよ!ピンポン
BALLS OF FURY
アメリカ、2007年、上映時間 90分
監督: ロバート・ベン・ガラント、製作: ロジャー・バーンバウム、脚本:トーマス・レノン、 ロバート・ベン・ガラント、音楽: ランディ・エデルマン
出演: ダン・フォグラー、クリストファー・ウォーケン、ジョージ・ロペス、マギー・Qジェームズ・ホン