吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2030年ごろかも。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

バタイユまでの遠い道のり

ソネアキラさんが学生時代に書いたバタイユ論を掲載された。1,2と掲載されているが、これで終わりかな??

第1回

第2回

 二十歳過ぎの若者が書いたとは思えない力作であると同時に、若さが感じられる微笑ましい文体でもある。これはいいわぁ。わたしの学生時代の文章なんてぜぇ~ったいに人前に出せないもんね。ソネさんのは今読んでもじゅうぶん読み応えがある。

 今年2月に宣言した一人読書会だけれど、大幅に予定がずれこんで、フーコー月間をようやく今月中に終える予定である。ほんとならもうバタイユに突入しているはずなんだけど、次はアガンベンが待っているのだ。

 ソネアキラさんに励まされて、アガンベンの次にバタイユを読もうと思っている。ただ、バタイユはまったくの初体験なので、手強そうだ。ソネさんのバタイユ論はそのとっかかりに大変役に立つ(お世辞じゃなくて)。

 ここで、バタイユにまつわるちょっといい話を。

 サルトル研究者猿虎こと永野潤さんを経由して、バタイユ研究者和田康さんからご著書『歴史と瞬間 : ジョルジュ・バタイユにおける時間思想の研究』を贈っていただいたのだ。和田さんのご本にとりかかるにはまだまだたくさんの入門書を読まなくてはならないみたい。

 一度もお会いしたこともネット上でもお話したことのない和田さんのご厚意に感謝すると同時に、仲介して下さった猿虎さんにも深い感謝の念を抱いている。思えば、猿虎さんとだってネットで知り合っただけで、お会いしたことはないのだ。ネットは人と人を繋ぐものだなあと思う、ほんとにありがたい。

 お二人に、改めて感謝の意を表します。ありがとうございました。