
主演男優が自分自身の役で(職業はかえてあるけど)登場し、自分で監督して自分の妻を主演女優にすえて自分たちのことを描くコメディ。こういう内幕暴露の自己言及物は一回しか使えないネタだね。一発芸には違いないけど、かなり笑えて面白かった。
わたしにはシャルロット・ゲンズブールがちっとも美人に見えなくて、むしろ生理的にああいう顔は苦手で、それが苦痛でたまらなかった。あの手の顔の人がいても別にいいんだけれど、映画の登場人物ということになるとじっと顔を見続けていなければならないわけで、それがもう気持ち悪くて…ああ、世の中には絶対に自分と合わない顔ってあるんだなぁとつくづく思ってしまった。
で、そういう苦痛を除けば、有名女優を妻に持った男の悲喜劇をなかなか巧みに描いて笑わせてくれる作品だった。これは男の嫉妬一般に通じる話で、だからこそ身につまされるような人もいることだろう。プレイボーイ役の男優がテレンス・スタンプっていうのも粋だね。あんな「おじいちゃん」にやきもきするイヴァン・アタルもバカです。
R-15です、念のため。なにしろフリ○ンですから。(レンタルDVD)
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MA FEMME EST UNE ACTRICE
95分、2001年、フランス
監督・脚本: イヴァン・アタル、製作: クロード・ベリ、音楽: ブラッド・メルドー
出演: シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、テレンス・スタンプ、ノエミ・ルボフスキー ナタリー