吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2018年の映画

 2018年は年末に共同通信社のネットニュースで当エル・ライブラリーを取り上げてもらったおかげで、寄付が増えて大変助かった。ただただ感謝あるのみ。これからも働く人々の記録を未来に伝えるという使命を全うしていきたい。

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 さて、2018年の映画。ようやく、これはと思う作品の感想文を書き終わったので、恒例のマイベストを選出したい。数えてみたら、映画館で84作、DVDなどで123作を見た。結構見たんだなぁと驚いた。これは、寸暇を惜しんで電車の中でも映画を見続けた成果である。

 その中から印象に残った作品を選んでみる。作品に点数をつけたり順位をつけるのはよろしくないと思っているので、心に残る作品を挙げてみる。気に入った作品を挙げてみたら50本ぐらいあったので、苦労して削って15作に絞った結果は以下の通り。個々の作品の感想を読んでくださる方は記事を検索してさがしてください。

◆大好きな映画はこの2作。繰り返し見たいと思う面白さと映画的幸福感がある。
ボヘミアン・ラプソディ
君の名前で僕を呼んで

◆映画の熱量に圧倒されるのは、
菊とギロチン
・ニッポン国VS泉南石綿

快哉を叫びたいのは、
バトル・オブ・ザ・セクシーズ
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

・ドリーム

◆こんなコメディ、ありか!と笑えるのは
スターリンの葬送狂騒曲
・いつだってやめられる 三部作
カメラを止めるな!

◆一味違う作品は、
ザ・スクエア 思いやりの聖域
・聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
運命は踊る
万引き家族

◆感涙にむせぶのは
・家へ帰ろう