吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2006年のマイベスト10:映画篇

今年見た映画の本数は167本。そのうち映画館での鑑賞本数は62本。今年はここ数年の中ではもっとも映画鑑賞本数が少ない。自宅で見るDVDの数が減っているからだ。テレビ1台に人間は4人。どうしてもモニタの取り合いになるから、わたしは負けてなかなか家で映画を見せてもらえない。それになにやかやと忙しく、なかなか見る時間もとれなかった。

 で、170本ほどの映画の中で今年のベストを選ぶなら、どれだろう。やはりどうしても劇場で見た映画のほうが印象が強く残る。その中でも、DVDで見たにもかかわらずその美しい映像と音楽が目に焼きついて離れないのが「ニュー・ワールド」だ。こういう映画こそ映画館のフルスクリーンと大音響で堪能したかった。

 特に印象に残っている作品を挙げると以下の通り。ほぼ鑑賞日の順に並べてあるので、一番下が今年の1月に見た分。映画の詳細レビューは五十音順インデックスから調べてご高覧いただければ幸いです。


ウーマン・ラブ・ウーマン
うつせみ
映画のようには愛せない
007/カジノ・ロワイヤル
麦の穂をゆらす風
トゥモロー・ワールド
明日へのチケット
ココシリ
父親たちの星条旗
サンキュー・スモーキング
16ブロック
隠された記憶
ニュー・ワールド
フラガール
太陽
ユナイテッド93
ナイト・オン・ザ・プラネット
ゆれる
雨に唄えば
インサイド・マン
ノッティングヒルの恋人
ククーシュカ ラップランドの妖精
かもめ食堂
最前線物語 ザ・リコンストラクション
戦場のアリア
ナイロビの蜂
シリアナ
クラッシュ
白バラの祈り 〜ゾフィー・ショル、最期の日々
いつか読書する日
ホテル・ルワンダ
ミュンヘン
博士の愛した数式


 さらにこの中から10本に絞って(絞れないわ!)今年のベスト10を選ぶと以下の通り。ちなみに順不同です。あ、11本あるけど、ご寛恕のほど。

父親たちの星条旗
サンキュー・スモーキング
ニュー・ワールド
太陽
ゆれる
インサイド・マン
ナイロビの蜂
シリアナ
クラッシュ
白バラの祈り 〜ゾフィー・ショル、最期の日々
007/カジノ・ロワイヤル

 それでは皆様よいお年を。