吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2021-04-20から1日間の記事一覧

サンストローク 十月革命の記憶

劇場未公開作。 ロシア革命を白軍側から見た作品で、当然にもレーニンの軍隊は悪役である。ミハルコフの演出は極めて重厚でカメラワークも豪快で良い。イワン・ブーニン著『日射病』を原作とする。 1920年11月のこと。すでにソ連軍に抵抗する白軍は敗北必至…