吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エルヴィスとニクソン ~写真に隠された真実~

ニクソン大統領って映画にしやすい題材なのだろうか。これまでも何本も映画やテレビドラマが作られている。で、今回のこの映画、劇場未公開? そうでしょそうでしょ。 ロックの帝王エルヴィス・プレスリーが1970年にニクソン大統領に面会を求めて直接ホワイ…

ジョン・ウィック

愛する妻を病気で亡くした元殺し屋のジョン・ウィック。ヤクザな世界から引退したつもりだったけど、どういう偶然か、彼の愛犬を殺し愛車を強奪したバカな若者がいた。これがまたロシアン・マフィアの親分の息子だったというのも何かの因縁か。でもね、いく…

ダウントン・アビー

「ダウントン・アビー」、わたしはテレビ放送が終わってからDVDで一気見したわけだが、あの後の展開がもちろん気になっていた。第二次世界大戦に向かうつかの間の戦間期、グランサム伯爵たちはどう生きていくのか、ダウントン・アビーは売却されるのだろうか…

マザーレス・ブルックリン

今年初映画館。なんでこんな地味な作品を選んでしまったのだろう。観客はほとんどいないではないか! スター俳優ぞろいなのに派手な場面がほとんどない作品で、エドワード・ノートンの演技を見るための映画だった。 本作の魅力の一つは音楽。ブルックリンの…

最高の人生のつくり方

軽妙なセリフの応酬が素晴らしく小気味いいなぁと感心。脚本がよいね、この作品は。シニア世代に夢と希望を与える楽しいロマンス。 マイケル・ダグラス演じるオーレンは不動産営業マンとしては抜群の腕かもしれないが、嫌みな男である。そろそろ引退を考えて…

2019年の映画振り返り

劇場で見たのは84本。そのうち、「ボヘミアンラプソディー」は3回見た。これ、2018年のマイベスト1で、そのままの勢いで年が明けてからも3回見に行ってしまった、というもの。 DVD、Blu-ray、ネット配信で見たのは137本。こんなに多くなった理由はAmazonプ…