吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2019-09-03から1日間の記事一覧

ロケットマン

まずは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(2014年)ばりのド派手な鳥男が逆光の中に浮かび上がる印象的な場面から始まる。それは舞台衣装に身を包んだエルトン・ジョンだ。憔悴しきった彼はステージに背を向けて集団セラピーの場にやっ…

ゴッホ:天才の絵筆

ゴッホ自身がナレーションをするという設定の異色のドキュメンタリー。なんと、フランス映画であったのか。英語でしゃべっているからイギリス映画かと思ったが、そのナレーションの英語がけっこうなまっているのだ。これはわざとかと思ったが、実は本当にな…