吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

2010-08-12から1日間の記事一覧

キング 罪の王

というわけで、「告白」つながりでこの映画についても言及。 復讐、罪、赦し、というテーマについて考えるならこの作品を措いてはおけないだろう。しかし、これほど後味の悪いものもそうはない。そういう意味で、テーマは100点。つまり、テーマについては大…

告白

3本立て鑑賞の最後は「告白」。ふつう、3本目は疲れて寝てしまうものだが、この作品は寝ていられるような気持ちのよいものではなかった。鑑賞後の気分は「キング 罪の王」に似ている。罪と罰、復讐と更正。それはどのような場合に成り立つのか? その問い…