赤い風船、毒々しいほど赤い風船と少年の物語。物語、というほどの物語はない短編だけれど、風船をつかもうと小さな手を精一杯点に向けて伸ばす少年の愛らしさがたまりません。「犬を連れた奥さん」ならぬ、風船を連れた少年。この風船が意志を持っているか…
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