吟遊旅人のシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。写真は映画.comからリンク取得。感謝。㏋に掲載していた800本の映画評が現在閲覧できなくなっているので、少しずつこちらに転載中ですが全部終わるのは2025年ごろかも。旧ブログの500本弱も統合中ですがいつ終わるか見当つかず。本ブログの文章はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス CC-BY-SA で公開します。

ゴッホ:天才の絵筆

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 ゴッホ自身がナレーションをするという設定の異色のドキュメンタリー。なんと、フランス映画であったのか。英語でしゃべっているからイギリス映画かと思ったが、そのナレーションの英語がけっこうなまっているのだ。これはわざとかと思ったが、実は本当になまっていたのかもしれない。

 ゴッホの絵の製作過程がゴッホゆかりの地の映像とともに語られていく。デッサンなどは本当にゴッホが書いていく過程がそのまま映像に表されていて、どうやって撮影したのだろうと不思議に思う。

 もう一つ不思議だったのは、ゴッホ美術館の女性学芸員が美しすぎること。これ、本人じゃなくてモデルさんを使ったのじゃないの?

 全体としては39分という短さもあって、大変よろしい出来でした。(Amazonプライムビデオ)

(2009)
フランス
2010
39分
監督:ピーター・ナップ