吟遊旅人ピピのシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。感謝。

ミッションインポッシブル フォールアウト

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全編山場! 山場しかない。次から次へと山場! 観客が疲れ果ててごめんなさいもう許してというまで山場が襲ってくるという恐るべき映画。しかもほとんどのアクションスタントをトム・クルーズ自身が演じているというプロ根性にも脱帽。なんでそんなべらぼうに保険金がかかりそうなスタントを彼ができるのかといえば、本人が製作者なんだ。なるほど。
 このシリーズもついに6作目。シリーズの中で本作はかなりよくできていると感心した。第1作に次いで面白かったのではないか。毎回必ずといっていいほどバイクチェイスの場面が登場。今回はパリの街中を疾走する大活劇が見られるのが楽しい。
 気になるのは、プルトニウムの扱いが杜撰なこと。そんなもの、いくら鉛の容器に入っているからといって防護服も着ずに触るなんて信じられない!
 トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのライバルとしてCIAから凄腕エージェントが送り込まれてくる。これが「スーパーマン」のヘンリー・カヴィル。大変ガタイがよく、トム・クルーズと張り合うシーンが見どころの一つとなっている。
 ストーリーはとにかく二転三転、よくこんだけややこしくしたもんだと思うほど、「裏切者を探せ!」モード。まあだいたい想像がつくので、それが正解かどうかを確認するのも楽しいところ。シリーズをずっと見続けている観客には登場人物の性格がわかっているので、それぞれがそれぞれらしく働いてくれるのを見るのが楽しみであり、マンネリとも言えるパターンはむしろファンサービスというべきだろう。お約束のトム・クルーズ走りも見せてくれるし、ファンには嬉しいお馴染みのシーンが盛りだくさんにあって、よいねぇ。ただし、レベッカ・ファーガソンの美貌に陰りが見えたのが寂しい。レベッカ・ファーガソンカトリーナ・バルフが似ていると思うのはわたしだけでしょうか…

MISSION: IMPOSSIBLE - FALLOUT
147分、アメリカ、2018
監督・脚本:クリストファー・マッカリー、製作:トム・クルーズほか、原作:ブルース・ゲラー、撮影:ロブ・ハーディ、音楽:ローン・バルフェ
出演:トム・クルーズヘンリー・カヴィルヴィング・レイムスサイモン・ペッグレベッカ・ファーガソンショーン・ハリスアンジェラ・バセットヴァネッサ・カービーミシェル・モナハンアレック・ボールドウィン