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吟遊旅人ピピのシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。感謝。

ウルフ・オブ・ウォールストリート

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 面白くないわけじゃないけど、長すぎる。途中ときどきうとうとしていた。

 デカプリオの演技が血圧高い、なんていうレベルじゃなくて脳卒中を起こすんちゃうかというほど切れまくるので、観ていてしんどい。途中で猛烈に頭痛がしてきてたまらなかった。頭痛はわたしだけじゃなくて、一緒に見ていた長男Y太郎も頭痛いと言っていたから、たぶんレオ様のハイテンション演技のせいと思う。

 あんなに欲深い主人公なんて、まったく人格的に魅力を感じないし、ばかかと思うが、それでも不思議なことに彼がうまく逮捕を逃れればいいのに、なんて思ってしまうから怖い。あそこまで徹底してバカをやりまくったらいっそすがすがしいのかもしれない。

 

 というわけで、これは若くして莫大な金を手に入れた男の栄光と凋落の物語。証券ブローカーとしてのし上がり、稼いだ金でドラッグと女を買いまくり酒池肉林の贅沢三昧をした実在の人物を描く。セックス、ドラッグドラッグドラッグ、セックスセックス、という退廃ぶりはしまいに飽きてくる。主人公のモノローグで展開するお話は最初こそスピード感があって面白かったけれど、途中でだれてくる。これは明らかに主人公に魅力がないからだ。レオナルド・デカプリオがドヤ顔でアップになってもねぇ。「俺は演技がうまいんだ」とこれ見よがしに熱演されてもねぇ。

 最後までコメディで押し通したのはよかった。それなりにちゃんと見せるところはわきまえているので、面白いといえば面白い映画。特にお奨めはしないけれど、見てもそれほど損はない。かも。

 ちなみに、Fワードの世界記録を持っている映画だそうな。506回ですって。ほんまかいな(^_^;)

THE WOLF OF WALL STREET

179分 、アメリカ、2013

製作・監督: マーティン・スコセッシ、製作:レオナルド・ディカプリオ ほか、原作: ジョーダン・ベルフォート、脚本: テレンス・ウィンター  

出演: レオナルド・ディカプリオジョナ・ヒルマーゴット・ロビーマシュー・マコノヒーロブ・ライナージャン・デュジャルダン