吟遊旅人ピピのシネマな日々

歌って踊れる図書館司書、エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)の館長・谷合佳代子の個人ブログ。映画評はネタばれも含むのでご注意。映画のデータはallcinema から引用しました。感謝。

スノー・ホワイト

 2週間ほど前にM山学院大学のゲスト講義を2コマ受け持った後に映画館に立ち寄って観たもの。さすがに2コマ、それぞれ別の授業を全力投球で頑張ると疲れる(毎日講義されている大学の先生は偉いなぁ〜と感嘆)。その上、画面がよく揺れる映画だったので、途中で寝てしまった。今年もよく映画館で寝ているなぁ…(~_~;)。

 この映画、どう見ても白雪姫より継母魔女のほうが美人でしょ。鏡はアホちゃうか、見る目なし。白雪姫が可愛くないなんてどうよ。おまけに王子様はどこにいったのでしょう。結局白雪姫を目覚めさせる王子様って誰よ。汚らしい中年男なのか頼りない幼馴染なのか、どっちもいまいち魅力に欠けました。


 現代版白雪姫らしくフェミニストお姫さまにしたかったのか、無理に「戦う姫」を演じさせなくてもよかっただろうに、と思えるけっこう無理無理な展開。でもCG満載の画面はなかなか楽しめた。

 そんなことより、魔女も結局はトラウマに囚われた女であると観客に示す一瞬の回想シーンがうまい。弟がなぜあそこまで姉魔女に尽くすのか、そのあたりも掘り下げたら面白い心理劇になったのに。

 「もののけ姫」のような森の場面や、その他日本のアニメや映画のどこかで見たことあるある場面がやたら噴出します。ま、体調がよければそれなりに楽しめる映画。

 ところで、森の小人は7人じゃなかったの? 8人いたと思うんですけど、あれどういうこと? どこかで見たことあるなぁという芸達者な役者を贅沢に小人役で使うなんて、そこがすごい。

SNOW WHITE AND THE HUNTSMAN
127分、アメリカ、2012
監督: ルパート・サンダーズ、製作: ジョー・ロス、サム・マーサー、脚本: エヴァン・ドーハティ、ジョン・リー・ハンコック、ホセイン・アミニ、音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: クリステン・スチュワートシャーリーズ・セロンクリス・ヘムズワース、サム・クラフリン、
イアン・マクシェーンボブ・ホスキンスレイ・ウィンストンニック・フロストトビー・ジョーンズ