美術展・博物館
「芸術は爆発だ!」という流行語も生んだ奇矯の芸術家、岡本太郎。アバンギャルド(前衛芸術)に生きた太郎が、「ついに自分自身に出会った」と語ったのが沖縄への二度の旅であった。本作は、1959年と66年に太郎が撮影した大量の写真と映像、そして彼…
大阪芸術大学大学院美術学科在学中の若き作家の作品を観た。 小松原智史さんの「ゾウ・ショク」である。展覧会の途中でライブ・ドローイングしている小松原さんの姿が見えると思うが、彼は「増殖」をテーマに、そのときどきに沸き起こったイメージを描いて行…
それはとても不思議な展覧会だった。 小学校の体育館をふたまわりほど小さくしたホールの3方に白いパネルが張り巡らされ、そこには10センチ四方ほどのモノクロ写真が100枚貼られている。写真の下に一行の文字が書かれたプレート、その下に30センチ四方くら…
パレスチナで生きて死ぬこと(展覧会とシンポジウム) それはとても不思議な展覧会だった。 小学校の体育館をふたまわりほど小さくしたホールの3方に白いパネルが張り巡らされ、そこには10センチ四方ほどのモノクロ写真が100枚貼られている。写真の下に一行…
今年の夏休みは、8月29日に一泊二日で鳴門へ行っただけだった。夫が二週間の海外研修へ出かけたため、長期の休みがとれず、家族旅行は近場へ一泊だけという貧相なものになってしまった。それでも大塚国際美術館へ行ったので、満足。わたしの周辺でいたって評…